北海道の名産品ハスカップとは?-幻の果実の産地や旬、味について。

 

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北海道の名産品ハスカップとは? ~気になる「幻の果実」の産地や旬、味について~

みなさまお世話になっております。

いよいよ12月ですね。

年末に向けて忙しくされている方も多いのではないでしょうか。

(私もすっかり貯めこんだ雑務を片づけるべく、てんやわんやの日々です(笑)。)

ところで、このシリーズでは、『北海道無添加プレミアムドリンク HERBAL ONE No.1 』に含まれる原料をご紹介しています。

第4回目の今回は「幻の果実」とも呼ばれる、北海道の名産品『ハスカップ』のご紹介です。

※ こちらの記事もご参照ください。
≪シリーズ1≫白樺樹液の成分とは?飲む化粧水と言われる理由
≪シリーズ2≫鹿角霊芝(ろっかくれいし)の効果とは?幻のキノコの秘密
≪シリーズ3≫奇跡のフルーツ『アロニア』とは?北海道の大地で育つプレミアム果実
≪シリーズ5≫クマザサとは?気になる成分や味、産地は北海道?
≪シリーズ6≫低分子化コンドロイチン。北海道産エイ軟骨由来のオリゴ糖

北海道の名産品『ハスカップ』とは?

『ハスカップ』は、スイカズラ科に属している落葉低木で、和名をクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)と言います。

『ハスカップ』という名前の由来は、北海道の先住民族である「アイヌ」のアイヌ語から。

「枝の表面になるもの=ハシ(枝)・カ(表面)・オ(なる)・プ(もの)(has-ka-o-p)」が語源だそうです。

『ハスカップ』は、ブルーベリーに似た紫色の実をつけるのが特徴で、その実は食べることができます。

通常の植物が育ちにくい土地(火山灰地)でも綺麗な実をつけることから、アイヌの人々の間では『不老長寿の実』として言い伝えられてきました。

(確かに、神秘的なビジュアルかもしれませんね^^)

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ハスカップの産地

『ハスカップ』は、標高の高い寒冷地にしか生育しない為、サハリンやシベリアなど限られた地域でのみ見ることができます。

日本では「北海道」が主な産地で、「苫小牧市」が一大産地です。

苫小牧市では、ハスカップの花が「市の花」に指定されているほか、ハスカップのことを『ゆのみ』(アイヌ語「エノミタンネ」=「細長い実」という言葉が由来)という古くからの愛称で呼んでいるそうです。

(苫小牧市外の方が聞いたら、「湯呑」と間違えそうですよね。(笑))

HASKAP SERVICE ハスカップサービス   ギャラリー   ハスカップの花

↑苫小牧市の「市の花」に指定されているハスカップの花。(出典:ハスカップサービス 公式サイトより)

 

ハスカップの旬は?「幻の果実」と呼ばれる理由。

『ハスカップ』は、別名で「幻の果実」とも呼ばれています。

ハスカップの旬は7月~8月。

実は、収穫できる時期が1か月ほどしかありません。

さらに、実が柔らかくて潰れやすい為、摘み取り→選別までを手作業で行わなくてはならず、手間がかかるうえ収穫量も少ないので、生産するのは容易ではないのだとか。

ハスカップの実は「生」のまま運ぶと果肉や皮が液状化してしまうので、「冷凍」や「加工」を施してから出荷されるのが大抵です。

(採れる量が少なかったり、輸送が難しかったりするので、日本でも北海道以外ではあまり馴染がないんですね。)

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↑ジャムやお菓子などに加工されることが多いです。(出典:喜信堂 公式サイトより)

 

ハスカップの味は?

『ハスカップ』の味はブルーベリーに似ていますが、ブルーベリーよりもやや酸味が強いのが一般的です。

しかし、『ハスカップ』と一概に言っても、野生のものだけでも5~6種類ほどあり、甘みのあるものから酸味が強いものまで種類によって味も様々。

近年では品種改良も進んでおり、より多様な味を楽しむことができます。

後味もすっきりしていて食べやすいので、お子にも人気です。

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↑お菓子の材料としてもよく用いられています。(出典:MITSUBOSHI 公式サイトより)

 

ハスカップの栄養価

『ハスカップ』には、「ビタミンC」や「ビタミンE」などのビタミン類をはじめ、目に良いとされる「アントシアニン」や「鉄分」「カルシウム」などのミネラル類が豊富に含まれています。

中でも、「アントシアニン」はブルーベリーの10倍とも言われており、健康食品としても注目を集めるようになりました。

アントシアニンとは?

アントシアニンとは、ブルーベリーやナス、紫いもなどに含まれるポリフェノールの一種で、天然の色素です。植物が紫外線から実(身)を守るために蓄える成分ですが、古くから目の働きを高める効果や眼精疲労を予防する効果があることで知られていて、現在ではサプリメントなどに利用されています。

(出典:わかさ生活 わかさの秘密 より)

また、「食物繊維」も2.1g(100gあたり)と果物の中では比較的多く含まれており、便秘に悩む女性からも支持されています。

日常の生活にうまく取り入れていきたいですね。

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まとめ

「幻の果実」とも言われる『ハスカップ』

その食べやすい味わいと栄養価から、注目を集めている北海道の名産品のひとつです。

道外の方にはあまり馴染がないかもしれませんが、老若男女から人気がある非常に魅力的な果物です。

ぜひ日常の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

■ ハスカップとは?

  • ハスカップの代表的な産地 ‥‥ サハリン・シベリア・北海道。
  • ハスカップの旬 ‥‥ 主に7月~8月。(地域によっては6月下旬~)
  • ハスカップの味 ‥‥ ブルーベリーに似ており、やや酸味がある。
  • ハスカップの栄養価 ‥‥ アントシアニンやビタミンC・E、鉄分・カルシウムなどのミネラル、食物繊維などが豊富に含まれる。

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北海道ハーバルでは、本記事でご紹介した『ハスカップ』ほか「飲む化粧水」と呼ばれる『白樺樹液』など、7種の北海道産原料を使用した『北海道無添加プレミアムドリンク HERBAL ONE No1.』の販売を予定しております。(※2017年11月現在)

販売状況等は、当サイト内で随時更新していく予定ですので、ご注目いただけますと幸いです。

詳しい内容のお問い合わせ等に関しては、こちらから。

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記事内の成分情報は、民間伝承や素材や原料に関係した書物などを参考に、弊社が取りまとめた情報を記載しております。ここに記載されている内容は一般的に知られる効果や効能であり、弊社が販売する商品の効果や効能を保障するものではなく、あくまでも素材や原料の特徴を知る上での参考情報としてご活用ください。